前回Jenkinsのインストールに触れたので、今回はインストール後の初期設定について触れます。
ビルドブレイク時の通知設定
前回触れたようにCIツールを使う目的は、ビルド作業時に発生した問題の早期発見などが挙げられます。
基本的なことですが、ビルドが失敗していることに気づかなかったということがないように、
まずは通知設定をしておきます。
では早速設定作業に入ります。
Jenkinsのインストールが正常に終了していれば、ブラウザでURLにhttp://localhost:8080/を入力すればJenkinsのトップページが開けます。
※初期起動時でパスワードを聞かれる場合はJenkinsのホームディレクトリ配下のsecretsフォルダ内に初期パスワードファイルがあるので、確認して入力すればログイン出来ます。
トップページに入れたら「Jenkinsの管理」をクリックします。
次のページで「システムの設定」をクリックします。
設定画面が開けたら以下の「Jenkins URL」と「システム管理者のメールアドレス」を設定します。
「Jenkins URL」はデフォルトでlocalhostになっているので、外部からアクセスできるように設定し直します。これを忘れると通知先には、失敗したジョブのリンクがそのままlocalhostで送信されます。
「システム管理者のメールアドレス」には通知メールの差出人となるアドレスを設定します。
次に、通知メールに使用するメールサーバの設定です。
同じく「システムの設定」画面にE-mail通知の項目があります。
※もしE-mail通知の項目がない場合はプラグインをチェックしてください。(Mail Watcher Pluginがインストール済みかチェック)
warファイルのみだと抜けてたりします。
「SMTPサーバー」には送信に使用するメールサーバのホスト名かIPアドレスを設定
「E-mailのサフィックス」にはユーザーのE-mailアドレスが一貫してユーザー名+サフィックスというアドレスなら、サフィックスの部分を設定。それ以外は空欄。
高度な設定を使用すればさらに追加項目の設定が可能です。
こちらは特に必要なければ設定不要です。
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